コーヨー工業ブログ

シーケンシャルウィンカー 発光部の工作

2020.02.06
  • 前回の10ch シーケンシャルウィンカーの作り方は
    流れをコントロールする部分

で!
今回はLEDの部分について書かせていただきます

 

上の写真のLEDを例に

これは  fluxLEDというタイプで

足が4本あります

アノード(A)  カソード(K)各2本

光らせるために必要な電圧は3.1v

必要な電流は50mAと書かれています

 

自動車の電圧は12Vですので
このまま直接12Vの電圧をかけて
しまうとLEDが壊れます。

 

あと、砲弾などのLEDもそうですが
直列でつなげられる数が
制限されます。

 

計算のやり方ですが
自動車の最大電圧は14.4V程度
ですが、電圧は変動しますので
12Vとして計算します。

 

12÷3.1=3.87·····

 

すなわち  3つまで直列で繋げます

 

ま〜足して12Vを超えないように
すれば良いという訳です(^O^)

 

 

次に12Vの電圧で
LEDを光らせるにはどうするか?
ですが、電流を制限するのに抵抗とCRD(定電流ダイオード)
と呼ばれるものがあり
どちらか片方を使用します。

 

一般的にCRDは10mAと15mAの物がよく使われています

 

 

抵抗を使う場合はオームの法則での計算が必要になりますが

CRDだと 上のLEDが50mAなので

15mAのCRDを使用した場合

 

50÷15=3.333·····

 

すなわち 3つのCRDを並列に繋ぎます

 

要は合計50mAを超えなければいいというわけです

 

仮に15mAを一本でも点灯しますが
光量が落ちますので
LEDの使用箇所で調整
されればと思いますが
15mAでも充分に明るいと思います(^O^)

 

抵抗に比べるとコストが高い等は
ありますが、初めて自作するなら
計算が簡単なので
これを使うのが良いのかなと
思います(^O^)

 

次に抵抗ですが
オームの法則で
抵抗値を計算しなければ
ならないので少々面倒です( ̄▽ ̄)

長所は、
コストが安い、極性がないので
接続方向を気にしなくて良い・・等
となります。

 

あとは今回のように
50mAのLEDを使用するには

CRDでは15mA×3本とか
10mA×5本など、
それなりの本数が必要ですが
抵抗なら1本で済みますので
コンパクトに収めたい時は
良いのではと思います(^O^)

 

抵抗値を求める便利な
サイトがありますので
良ければと思います。

 

 

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http://bake-san.com/led012.htm

 

 

私の場合  LEDをシリコンチューブで覆って粒が見えない様にしています

この辺りも好みによっていろんなアイデアがあると思いますが

流れる長さ  太さ  形  流れ方など

考えて自作すると

愛車が自分だけのカスタムメイド出来ますよー\(^o^)/

 

 

松田

| 2020.02.06 16:05 | コーヨー工業ブログ |

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